鹿児島・国分ほのぼの恒例「いのちをいただく」

ふくしまのおうち 長瀬かなみ

 鹿児島県霧島市の労協ワーカーズコープ・センター事業団国分地域福祉事業所ほのぼのの学童現場で、「いのちをいただく」取り組みとして鶏・活魚(かつぎょ) (ブリ)をさばく体験を1月5日に行いました。長期休みに児童が自分たちで昼食を調理してみんなで食べるイベント「こども給食」を行っており、それに併せて実施しました。(ふくしまのおうち 長瀬かなみ)

しろやま・舞鶴は鶏
絞めるところから熱心に見て

 「しろやまのおうち」と「舞鶴のおうち」合同で、鶏(2羽)をさばく体験を実施。参加児童30人のうち、作業に参加したのは20人。立教大学の走井(はしらい)洋一教授も「ぜひ見学したい!」と東京から駆けつけました。

 指導者は霧島市在住の四本廣美さんです。

 生きた鶏を絞めるところからの工程に、児童たちの反応を心配しましたが、怖がるどころかすぐ傍で熱心に見ていました。

 自分で参加を決めた児童らは事前に、谷川俊太郎作絵本「しんでくれた」の読み聞かせをし、「いつも食べている唐揚げも鶏だよね」など話し合い、体験後は、「今度はいつするの?」と意欲を見せていました。

 様子を聞いた保護者は「家ではとてもできない体験をさせてくれありがとうございます」と職員にねぎら意の言葉を。

頭を落として、血抜きした鶏
四本さんが説明しながら部位ごとに切り分け
部位ごとにトレーに並べて
さつま汁用に切る作業

 

しげひさは活魚(ブリ)
これ心臓? 食べられるの?

 「しげひさのおうち」では、活魚(ブリ)をさばく体験を実施。児童は9人で、国分南中の桐木平十詩子(きりきひらとしこ)先生も参加しました。指導は、ほのぼの就労継続支援B型事業現場組合員の森益子さん。その包丁さばきは見事で、3・4㎏のブリがまたたく間に三枚おろしになっていく様子に児童たちも釘付けでした。魚の内臓を初めて見る児童も多く、「これが心臓?たべられるの?」などたくさんの質問が出ました。ある女子児童は「かわいそうに…」とつぶやいていました。

 小さな切り身をご飯にのせて即席のお寿司に。そのおいしさにみんなで感激しました。

森さんの手元を見つめる児童たち
手伝ってもらいながら切り身にする作業

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 体験の後は、みんなで調理して美味しくいただきました。メニューは、しろやま・舞鶴のおうちが、「さつま汁とおにぎり」、しげひさのおうちは、「ブリの握り、ブリの海鮮丼、ブリ大根のみそ汁」でした。

 肉や魚は、パックに入った状態でしか見ることがない今日、それぞれさばいてみんなで味わう、まさに「いのちをいただく」貴重な食育体験でした。

終わってホッとして、記念撮影
さつま汁にして食べる。走井先生(右奥)も児童と一緒に