福岡・八女 センター九州・沖縄 3年前から竹林整備 竹炭づくりにも初挑戦

直鞍事業所所長 友岡有希

 労協ワーカーズコープ・センター事業団九州事業本部・沖縄開発室は、3年前から毎年、福岡県八女(やめ)市にある竹林の整備を手伝っています。竹林は事業本部顧問の本村公則さん(元JA福岡中央会専務理事)の所有地で、昨年12月27日には伐採した竹で初めての竹炭づくりにも挑戦しました。(直鞍事業所所長 友岡有希) 

 参加したのは、牛草賢二本部長、東翔人事務局長、大牟田事業所堀幸輔所長と娘さん、事業本部顧問の菊谷宗徳さん、木村さん、竹森鉄専務理事、池田忠弘常務理事、地元の元JA職員の東茂さん、そして直鞍事業所の友岡です。

 当日は、まず平らな場所に無煙炭化器を設置し、その後、2人1組になって、急斜面に大きく横たわった竹を切断する作業に取り掛かりました。

 初めてチェーンソーを使う人も多く、エンジンのかけ方から作業中の注意事項、刃が竹に挟まらないように竹の下から切り込みを入れて切り落とすなど、手順を確認してから作業へ。

 竹は伐採する際に、無煙炭化器に焚(く)べられるよう、1・5メートル程度に切断して、斜面から下ろします。

 当日は今冬最大級の寒波が襲来。「寒い! 寒い!」と言いながら作業を始めましたが、そのうちに上着を脱ぐほどに体が温まりました。

切った竹は土嚢10袋分の炭に

 伐採した竹がある程度溜まったら、いよいよ無煙炭化器の出番です。

 燃えやすい枝を下に組み、竹を投入して燃やして炭にします。竹の長さや枝の量を調整しながら着火すると、火が次第に燃え上がります。

 勢いよく竹が燃え出すと、炭化器の周りは寒さを忘れるほどの暖かさ。竹の節に溜まった空気がパン!と破裂するたびに、「ケガのないようにしないと」と周囲を確認します。

 切った竹を炭化器に入るだけ入れたら、竹を切る作業に戻り、竹が燃え切ったら、灰になる前に炭化器に蓋をします。

 投入した竹が竹炭になるには、竹の太さや乾燥具合にもよりますが、およそ1時間ほど。この日は土嚢袋10袋分の竹炭を作ることができました。

春には筍掘り、バーベキューも

 今回作った竹炭は、小農活動を行う九州・沖縄の事業所に配布する予定。また、春にはここで筍掘りを計画しています。

 次回は、より多くの仲間が参加できるよう、バーベキューなども企画し、「みんなで美味しく食べながら交流できる場にしたいね」と話しています。

 九州の小農・森林プロジェクメンバーには、狩猟(わな)免許所持者が2人いるので、おいしいジビエを届けてくれると期待しています。

 竹林整備の活動を通じて、みんなで一緒に作業して、食べて楽しむ交流が広がることも、今後の活動の大きな楽しみです。

参加メンバー。右側後列中央に立ち、帽子をかぶっているのが本村さん
作業は2人1組で。竹は無煙炭化器に焚べやすいよう、1・5メートル程度に切断する
無煙炭化器と、燃え具合を調整する竹森専務理事