福井 水族館長、製塩所経営者ら 「海の公民館労協」設立
地域の生物、環境活かし教育事業展開
福井市で、水族館館長、製塩所経営者、会社員の3人が、ふくい協同労働推進協議会のサポートを受けて「海の公民館労働者協同組合」を設立しました。地域の生き物や環境を活かした教育や体験、海藻養殖事業を展開していく予定です。(労協ワーカーズコープ・センター事業団福井事業所副所長 杉本美佐子)

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「海の公民館」代表理事の田中俊之さんは、旧公民館の建物をクラウドファンディングで再生した、小さな水族館「くにみクラゲ公民館」の館長。ワークショップなどで子どもたちと関わる中で、地域の生き物や環境を活かした教育事業の必要性を感じてきました。
志野佑介さんは、水族館の近くで「志野製塩所」を営み、海水を汲み上げて作る伝統的な塩づくりを行っています。6年前、千葉県から移住。越前海岸での豊かな暮らしの体験を通じた移住促進や、仲間との拠点づくりをめざしています。
森山恭雄さんは、福井市内の企業に勤務。水産・環境資源事業に携わる海藻養殖の事業化を考えています。
設立、兼業のしやすさから労協法人に
田中さんたちは、国や自治体などの助成金の受給に向けて法人化を模索する中で、森山さんとつながりのあった、志士苺労働者協同組合の理事で福井市議の堀川秀樹さん(ふくい協同労働推進ネットワークのメンバー)から、労協法人を勧められました。
設立しやすいことに加え、発起人3人がそれぞれ事業や会社員として活動している現状を踏まえ、兼業のしやすさの点でも労協法人が適していると判断し、労働者協同組合として活動することを選択しました。
海の公民館労協では当面、くにみクラゲ公民館をはじめ、大型商業施設での海の生き物の体験学習、志野製塩所での塩づくり体験などの教育事業や、地域イベントへの出店、コンテナハウスを利用した海藻養殖などの事業を計画しています。
創立総会は、3月14日に「くにみクラゲ公民館」で開かれ、4月中に登記の予定です。

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