静岡 第7回全国地域おこし名人・達人サミットin掛川 第3回実行委員会 今後を担っていく主体“若者”に焦点
12月12、13日に静岡県掛川市で開催する「第7回全国地域おこし名人・達人サミットin掛川」に向けた第3回実行委員会が、5月18日に現地の公益社団法人大日本報徳社「大講堂」で開かれ、現地の人や現地を拠点に活動する実行委員とワーカーズのスタッフなど29人が参加。持続可能な地域づくりの鍵を握る「若者世代」に焦点を当てる提案が呼び水となり、活発な議論が展開されました。(本紙 福本)
持続可能な地域づくりのキージェネレーション
10人の登壇候補者を提案
代表発起人の大日本報徳社社長、鷲山恭彦さん(東京学芸大学名誉教授)が、「同じ掛川にありながら、互いに知り合えていない活動がいろいろある。その共有も今回のサミットの目的であり、新しい文化がつくられる活動と位置付けてやっていきたい」とあいさつ。

呼びかけ団体から日本社会連帯機構代表理事の山本幸司さんは、①「全体会」のあり方や進め方、②「分科会」や「フィールドワーク」の中身、③本番に向けた「プレ企画」の内容などについての検討を委員に依頼。また、地球規模の課題として「地球温暖化」について発言し、「SDGs達成が困難な状況。改めて足元を見つめ、日々の暮らしを持続可能なものに。そんな考えも踏まえつつ、サミットに臨みたい」と決意を示しました。
議事は①サミットのメインスローガン、②全体会の持ち方、③分科会について、④プレ企画の4点。①と②は、現地実行委員の4人(馨(かおる)敏郎さん、戸田佑也さん、長濱裕作さん、松浦昌巳さん=当日所用で欠席)からの提案をもとに。
議論に先立ち、真宗大谷派蓮福(れんぷく)寺住職で「ほっこり法話カフェ」代表の馨さんが「事務局提案をいただいた後、枠組み全体を見直そうと検討した。持続可能な地域づくりの鍵は、今後を担って行く若者。地域で活動している彼らに焦点を当て、上の世代が彼らの存在を知り、応援できるような全体会にしたい」と説明しました。
ゲストハウス、コミュニティスペース、ワークスペースの複合施設「the Port kakegawa」代表の長濱さんは、「①事業を営んでいる、②拠点はないが好きなことを形にし始めている、の2つの軸で候補者を選出。漏れもあると思う。ぜひ推薦を」と呼びかけました。
株式会社あらまほし代表取締役の戸田さんは、候補者10人とそれぞれの活動内容を紹介。その場の議論で、候補者の活動拠点を事前に訪ね、学びを深めることになりました。
「スローガン」は次回結論へ
スローガンについても、全体会後の懇親・交流会までを見渡して考え、若者をテーマにスローガンを分かりやすく紡ぐべきとの観点から、先の4人の実行委員案として「掛川ハッカテン(発火点・展)〜ここからはじまる・ひろがる次世代のまちづくり〜」が示されました。
発案者を代表して戸田さんが、「会話の時、口を突いて出るくらい一言で言える“呼び名”がほしい」と説明。「分かりやすい」「覚えてもらいやすいかも」と賛同の声が相次ぎましたが、分科会なども含めた掛川サミット全体を見通した時、これが最適か? との意見も出て、結論は次回に持ち越しに。
市民映画祭や市民俳句大会、横須賀城下・城址見て歩きなど6つの分科会案は固まり、掛川おかみさん会会長の山本和子委員が進めている、柳澤紀子さん(サミット発起人で美術家)と元掛川教育長で前国立近代美術館館長の小松弥生さんとの対談企画の前向きな進捗状況の報告も。
ポールdeウォークでの城跡巡りや、中村哲さんの映画をはじめとする“上質な映画”の上映会(プレ企画)の検討も進んでいます。
