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ワーカーズコープ連合会総会 開会あいさつ 理事長  古村伸宏 「労協法人活用しチャレンジ」がムーブメントに

循環取り戻そう  労働者協同組合法が施行され間もなく4年、多様な人々がこの仕組みを活用し、新たなチャレンジを始めている。私はこの1年、各地の新しい労協法人を回り、これが一つの静かなムーブメントになり始めていると実感した。  就職氷河期世代や若者を中心に、利益追求のみならず、「自分らしく働き、地域を豊かにする」ことを目指し、働くことと暮らすことを切り離さずに実践しようとする人々が増えている。彼らの原動力は、一人ひとりが対等な関係性を築き、決定権を持つという当事者意識であり、生命と地域の循環を取り戻そうとする切実な思いだ。 自治、コモン、働く  その兆しの一つが、労働者協同組合を選択する人々の増加に現れているのではないか。
 実感した事例を3つ紹介する。  一つ目は、石川県珠洲市で若者たちが継業した銭湯「海浜あみだ湯」。彼らは震災直後、地域の心理的インフラとしていち早く営業を再開した。倒壊家屋の廃材を、かつての暮らしへの弔いの思いとともに燃料として用いる姿は、究極の地域循環システムの実践ではないかと感じた。  二つ目は、神奈川県の造園業「キフクト」で、...
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