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安倍3選で加速する改憲状況

連載No. 17 号
岡田尚
安倍3選で加速する改憲状況
スピードアップ  安倍さんが、9月20日自民党総裁に3選され、10月2日第4次改造内閣が発足した。総裁選の争点に改憲をもってきた理由、狙いはどこにあったのか。

 1つは改憲内容(9条はそのままにして、自衛隊を憲法に明記する)、もう1つは改憲スケジュール(国民や野党の可能な限りの納得、理解を得るという慎重派との訣別)で石破さんとの違いを強調し、勝利することによって一気呵成に自分の考えを押しだし、改憲をスピードアップするということであった。

 安倍さんに残された時間は3年しかない。

 来年は、天皇の交代や参議院議員選挙がある。短かくかつ後が区切られた権力の座は、後半になるとその威光は急速に衰え、求心力は失くなる。 不評覚悟の党役員  自民党憲法改正推進本部の従来の中心であった船田元(はじめ)さん、中谷元(げん)さんらが、これまで進めてきた改憲に向けた手順では、自分の政権中の改憲は、到底間に合わない。体制つまり人事を一新するしかない。

 しかし、これまで一...
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