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国民投票法のことも考えておこうよ
連載No. 21 号
岡田尚
臨時国会では、今日(11月19日)現在、前回危惧した衆院憲法審査会への自民改憲案は提示されていない。
ヤル気満々の下村博文自民憲法改正推進本部長の、「議論もしない憲法審査会の委員は、職場放棄だ」という思い上がり、かつ、上から目線の発言が反発を受けた結果、審査会の幹事を辞退し、再開の目途もたっていない。政治の世界はことほどさように先のことは分からない。「諦めてもいけない、安心してもいけない」今はそんな時だ。
当面の課題は、国会発議を許さないことである。が、万が一発議された後の国民投票法にも大きな問題がある。
国民投票法は2007年公布、10年に施行されたが、審議過程で多くの積み残しの課題があり、18項目もの付帯決議が付された「穴だらけ、傷だらけ」の法律であった。その後、一部改正がなされたものの、本質的問題は治癒されていない。
正しい民意の反映という観点から、見逃すことのできない問題点を有したままである。
問題点①:有料広告規制がないこと
国民投票14日前まで自由にテレビやマスコミを用いた宣伝が可能。
これでは、資金力を有する側の大宣伝活動が何も規制ないまま垂れ流...
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