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安保法制違憲訴訟を知ってますか?

連載No. 22 号
岡田尚
安保法制違憲訴訟を知ってますか?
3つを担当する  安保法制違憲訴訟とは、2015年9月19日未明、「採決なき議決」によって成立した安全保障法制=戦争法に対して、裁判所に、憲法違反を理由として法の運用の差し止めあるいは慰謝料の支払いを求め、全国で提起されている裁判のことである。

 現在、全国22の地方裁判所に25件の裁判が係属している。原告数は7479名、代理人は延べ1643名である。

 実は、私は東京地裁における差し止めと国賠の2つの訴訟と、横浜地裁における訴訟の3つを担当している。 「絶望の裁判所」  内閣は、2014年7月1日に、それまでの政府解釈を変更して「集団的自衛権行使容認」の閣議決定を行い、国会は、前述したように戦争法を成立させた。三権分立のうちの行政と立法は、この国の最高法規である日本国憲法に対する違反行為を、多くの国民・市民の反対の声にも拘わらず強行した。

 ならば、残された三権の一つであり、しかも違憲立法審査権を有する裁判所に対して、その違憲性を問い、戦争への流れをなんとかくい止めなければならない。これは...
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