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護憲的改憲論をどう考えるか?

連載No. 25 号
岡田尚
護憲的改憲論をどう考えるか?
2つの意見  安倍さんは、2020年までの憲法改正を諦めてはいない。

 2月10日の自民党大会の運動方針にも「時代の転換点(天皇代替りのことか?)に立つ今、改めて国民世論を呼び覚まし、新しい時代に即した憲法改正に向けて道筋を付ける覚悟」と記述されている。

 ところで、「安倍9条改憲NO!」で活動している人たちの中に、今2つの意見がある。

 「憲法に自衛隊明記」に対抗するためには、ただ反対でいいのか、そういう守りではなく、攻勢的にたたかうべき、というもの。その具体的内容は、ザックリ言うと「自衛隊の任務を災害援助と専守防衛に限定する」旨を対抗軸として、憲法に書き込めというものである。

 これに対し、それも改憲の一類型であることから、改憲の土俵に乗ることになり、「そのような内容の改憲案の発議は現実的可能性はないし、運動上もまずい」という反論が出る。

 私個人は後者の意見であるが、この護憲的改憲論を巡る議論は、慎重に冷静にやらないと、護憲派...
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