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「何俵必要か」「何俵って?」「米だ!」 「背伸びしないで応援」集まれば

連載No. 5 号
本紙 松沢
 2015年4月、ワーカーズコープ旭川地域福祉事業所長となり、児童センター6館の指定管理者業務を立ち上げた今井一貴(33歳)は、旭川大学准教授の清水冬樹らと同年11月に初めての「子ども食堂」を開いた。その情報を発信していくと、食材の面から応援する人たちも次々に現れた。(敬称略。本紙 松沢) 剣道部の先輩から  まずは、今井の旭川大学高校剣道部時代の先輩、中野譲だ。  年に2、3回開かれていた剣道部OB会。16年の新年会にも30人くらい集まったが、たまたま目の前に座った中野から声をかけられた。  「これ、何だ?」  今井がフェイスブックに載せた子ども食堂の記事のことだった。  「1日1食しか食べられない子どもたちがいる。子どもたちとボランティアとが一緒にご飯を作って、みんなで食べて、楽しくやって帰るんです。ただそれだけですけど」  すると、「食材はどうしてんの」と聞かれた。「買ってます。運営としては切迫してるんです」と答えると、今度は「何俵必要なの?」。  今井は意味が分からず聞き返した。  「何俵って何ですか」  「米だ、米!」  そう言われても、「俵」が分からな...
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