この記事は会員限定です

読書会で新たな世界に触れる

連載No. 36 号
佐藤健太
読書会で新たな世界に触れる
 今月から夜の読書会を始めた。初回は5人が参加した。  テーマは決めず、好きな本を持ち寄り、飲み物片手に読んでもらう。本に集中できるように明かりは最小限にして、静かな音楽を流す。タイミングを見計らい、輪になって自分のことや持参した本の紹介から始める。  すると、本を介して、思わぬ方向へと話題が広がる。  例えば禅の本の紹介から、「心が忙しく動き回っている時は疲れるけれど、何か1つのことに集中している時は心地いいよね」という話になり、それぞれ、どんなリフレッシュをしているのかという話題へと広がった。  本を介して他の人の心の中にお邪魔することで、新しい世界に触れることができた。  こみっとの居場所づくりは、「弱さをオープンにできる」「つながり感」がテーマだ。  普段は話せないような悩みや考えを聞いてもらえたり、「私も同じ」と共感してもらえるとホッとする。自分が、人やこの場で受け入れられるという安心感があるからだ。  先日の居場所サロンでは、ある人から「信頼できる人がいる心強さ」という話が出た。「それなら、信頼できる仲間と一緒にごはんのタネを作る(お金を稼ぐ)っていうのはどう...
この記事は会員限定です。労協新聞をご購読いただくと続きをお読みいただけます。