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表現の自由を考える―その2

連載No. 35 号
岡田尚
表現の自由を考える―その2
「ふさわしくない」  前回の「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」の「その後」について、地方自治体の首長等公権力を担うべき者の関与あるいは介入の実態とその問題点を考える。

 ⑴河村たかし名古屋市長

 展示を視察した後、少女像の展示について「日本国民の心をふみにじるもの」「税金を使った場で展示すべきでない。」などと述べ、大村知事に即時中止を求める公文書を送付。

 ⑵菅義偉官房長官

 芸術祭が文化庁の助成事業となっていることに言及し、「補助金交付の決定にあたっては、事実関係を確認、精査して、適切に対応していきたい。」と発言。

 ⑶松井一郎大阪市長

 税金投入してやるべき展示会ではなかった。表現の自由とはいえ、たんなる誹謗中傷的な作品展示はふさわしくない。慰安婦はデマ。

 ⑷吉村洋文大阪府知事

 展示内容は「明らかに反日プロパガンダ」<...
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