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捻挫・打撲 湿布薬としてマムシ酒常備 健康維持に1日も欠かさず飲む人も

連載No. 4 号
小林史麿
捻挫・打撲 湿布薬としてマムシ酒常備 健康維持に1日も欠かさず飲む人も

民間薬の王者  昔から民間薬の代表的な薬といえば、伊那地方ではどの家庭でも常備している「マムシ酒」だ。何十年も保存されてきた年代物も含め、一升ビンで4、5本は常備している家庭も少なくない。

 最近の若者は一升ビンに入ったマムシの姿を見ただけで悲鳴をあげるが、高齢者間ではなくてはならない民間薬の王者だ。

 農作業や山仕事についてまわる捻挫(ねんざ)や打撲には、どんな薬にも勝る効果が有る。強烈な臭いを発するから敬遠されてもいるが、今日では、どんな臭いでも消す脱臭剤があるから、湿布薬として使うことができる。
ビンに生きたマムシ  外用薬として用いるだけではない。マムシ酒を毎晩飲んで健康を維持している人もいる。御年88歳になる飯島さん。農作業は現役だ。どこも悪いところはない。「これはマムシ酒のおかげだ」という。「年間6升は飲んでいる。1日も欠かさず飲んでいる」そうだ。

 3年分くらいのストックは有るというが、毎年、秋のきのこの時期になると、生きたマムシを買いに...
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