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安倍さんとメルケルさんの違い

連載No. 52 号
岡田尚
安倍さんとメルケルさんの違い
どう位置付けるか  4月7日、安倍さんは、新型インフルエンザ等対策特措法に基づく緊急事態宣言を発出した。

 これに先立って同日の衆議院議院運営委員会における事前報告で、「緊急時に国家や国民がどのような役割を果たし、国難を乗り越えていくべきか。そのことを憲法にどう位置付けるかは極めて重く大切な課題だ」と述べた上で、自民党の改憲案に緊急事態条項を盛り込んでいることを説明。「新型コロナウイルス感染症への対応も踏まえつつ、国会の憲法審査会の場で、与野党の枠を超えた活発な議論が展開されることを期待したい」と語った。
不要不急の改憲  前々号のこの欄で、緊急事態宣言は「改憲の実験台」と指摘したことを早くも堂々と表に出してきた。

 国民の多数が反対し、不要不急な改憲をこの場で持ち出すか! 安倍さんの頭の中には、コロナで亡くなった人や自粛要請で生活できないと困窮している人の現状より、改憲の方が大きな位置を占めているようだ。 東独での体験から  3月18日、ドイツのメルケル首相は、テレビ演説で「東西ドイツ統...
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