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「キノコ」の薬効 食中毒宣伝で危険視されるが免疫機能高め抗ウイルス作用

連載No. 11 号
小林史麿
「キノコ」の薬効 食中毒宣伝で危険視されるが免疫機能高め抗ウイルス作用
70種超える出荷  薬草や薬木といわれる植物と人間とは、長い歴史を通じ、病を治したり、病気にならない健康な体をつくるという関係で重要な役割を果たしてきた。このことは誰もが否定できない事実だ。  しかし、現代医学が急速に発達する中で、体験的に積み重ねられた民間療法は軽視され、時には無視され、さらには否定され、やがては忘れられようとしている。だが、キノコの存在は忘れてはならないと思う。  長野県は南北に長く、県土の80%を森林が占め、日本の屋根ともいわれる。天然のマツタケをはじめ、さまざまなキノコの出荷量は日本一といわれる。人工栽培のエノキやブナシメジなど十数種類の生産量も日本一。日常的なキノコの消費量も日本一で、「キノコ王国」といわれている。  長野県は長寿県としても有名で、「健康寿命」が2017年に男女とも1位になった。男性は80・7歳、女性は84・7歳。その背景にキノコとの関係もあるのではないかと思う。  長野県における自然界の食用キノコは、信州キノコの会編「食べられるキノコ200選」(信濃毎日新聞社)でも示されているように200種類もある。  グリーンファームで...
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