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名称に思い 「チドメ」「メグスリ」「イタドリ」とズバリ 効果顕著「現の証拠」から「ゲンノショウコ」
連載No. 12 号
小林史麿
前回、「ハエトリシメジ」を紹介したが、そのものズバリの名がついた薬草は多い。誰にでもわかるように伝えたい。そんな思いか。科学万能のこの時代に、忘れられないようにしたいものだ。 チドメグサ もんで汁を傷に 小さな傷で出血した時、生の葉をもんで、その汁を傷につけると血が止まるので、「チドメグサ」という名前がつけられたという。 全草を乾燥させ、煎じて服用すれば解熱・利尿に効果ありという。さらに、煎茶で洗眼すると飛蚊症などに効果ありという。 庭や道端などに地をはいながらつるを伸ばし、節から根と葉を出す二年草。どこにでもある。 メグスリノキ 千里眼の薬とも 「メグスリノキ」は日本特産の木、カエデの仲間で、秋の紅葉が美しい。 目がかすむときなどに枝や樹皮を煎じて飲むと、たちまち遠方まではっきり見えるという。 煎じ茶で洗眼すると、どんな目の病気も治る、千里眼の薬ともいわれている。 ある食品卸売の営業マンから勧められ、木屑のような木片を売り場に並べてみたところ、けっこう売れている。こんな時代でもメグスリノキの効能を知っている人がいるんだと驚...
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