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「野草や木ノ実、何でも商品化を」農家に呼びかけると予想外のものも 《マタタビ》疲労回復し「また旅を続けた」 《ウマブドウ》肝臓、不整脈、高血圧など万病に
連載No. 13 号
小林史麿
かつてグリーンファームでは「野山にある野草や木ノ実など何でも商品化してほしい」と、農家のみなさんに呼びかけたことがある。すると、おもしろいもの、予想外のものも出荷されるようになった。
猫の万病薬
ある人は、10センチくらいに切ったマタタビのつるを10本ほど束にし、「ねこのおみやげにどうぞ」とポップに書いて、1束100円で出荷。近年、猫がペットとして家族同然に扱われるようになると、このおみやげがよく売れた。
たしかに、猫がマタタビをかじったりすると酩酊状態になる。昔から猫の万病薬として使われてきたのだ。
マタタビは夏のはじめ頃になると、葉の半分くらいのところが白色に変わる、不思議なつる性の目立ちがり屋の植物だ。山の沢沿いなどで、誰でも見つけることができる。
冷症、腰痛などに
10月のはじめ頃になると、果実の中に虫が産卵し、虫コブ状にでこぼこになった実がつるから落下する。これらを拾い集めて薬用の「マタタビ酒」の材料として出荷する人も現れた。「木天蓼(マタタビ)」という生薬名で、よく売れるようになると、何人もの人が出荷してきた。
マタタビ酒は虫コブ状になった...
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