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石と石の接着剤として遊んだなじみのある草、アマドコロ 他

連載No. 17 号
小林史麿
石と石の接着剤として遊んだなじみのある草、アマドコロ 他
石と石の接着剤として遊んだなじみのある草 アマドコロ 結構おいしい山菜

 春の山菜としては、あまり有名ではないが、けっこうおいしい山菜だ。その名の通りトロロイモのように根をすりおろし生食できるし、春先には若芽をテンプラや茹(ゆ)でて味噌和え、おひたしにして食べる。知る人ぞ知る山菜だ。

 原野や木陰に見られるユリ科の多年草で、イモのように太い根茎は地をはうように伸び、ところどころに節がある。草たけは40センチ前後になり、笹の葉のような葉をつけ、葉のつけ根から1、2個の白い筒状の花を鈴を下げたように咲かせる。

 茎は片方に弓なりに曲がっているし、小さな集団をつくっているから見つけやすい。子どもの頃、この根の粘着力を利用し、接着剤として遊びに使ったことを覚えている。

 その名を「石つぎ」などといい、石と石を接着して遊んだなじみのある草だが、薬草としても重要な位置にある。

 滋養・強壮・精力増強・老化防止・皮膚のしみ、そばかすを消すと...
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