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マムシ親子の脱出劇 「仮説を立てたが現場見たい」

連載No. 36 号
小林史麿
マムシ親子の脱出劇 「仮説を立てたが現場見たい」
体内で孵化  マムシは爬虫類でありながら、他のヘビやトカゲ、亀などと違い、卵を体内に抱えたまま孵化させる。体長15センチ、割り箸くらいの太さで、親と同じ姿の子ヘビとして生まれてくる、卵胎生という不思議な生き物だ。  全身が暗灰色か赤褐色の2種あり、赤マムシの方が薬効が強いといい、値段も高い。  山仕事や山菜採り、キノコ採りなどで出遭うと捕まえて一升ビンなどに入れ、生きたまま出荷する。  ビンの中に少し水を入れておく、栓は木の枝を数本押し込んで、空気は通るが逃げ出さないよう工夫してある。この状態でも1年間は生きている、生命力の強いヘビだ。

 マムシが生きたまま商品としてグリーンファームの店頭に展示されると、注目度は高い。通常生きたマムシを身近に見ることはあまりないからだ。 腹を喰いやぶる  一升ビンに入れたマムシを、最低3カ月は放置し、食べた餌を完全に消化し、排泄し終えたところで、35度の焼酎を注入。1年以上冷暗所に放置しておく。  昔は、どこの家でも1本や2本は所有していた。捻挫、打撲、骨折などの代表的民間薬だ。強壮剤...
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