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赤い母マムシ入荷 今度こそ失敗しないように観察

連載No. 37 号
小林史麿
赤い母マムシ入荷 今度こそ失敗しないように観察
なぜ水槽に入れた  前回マムシの親子のことを書いたところ、読者から「なぜ、水槽に親と子を入れたのか。その動機は何か」との質問が寄せられたので、まずそれにお答えします。  毎年秋になると、買い主を待つ瓶の中でも、数多くの子マムシが産まれるが、引き取り手がいない。この子マムシたちを養殖できないか、と考えていろいろ挑戦してきたが成功しない。  それは、第一に子マムシが何を食べて成長するのかがわからないからだ。  その年は何も食べなくても冬眠し、翌春には元気に動き回るが、やがて衰弱死してしまう。  この間、餌として鳥のササミやカエルの肉などを強制的に口に押し込むと、一旦は飲み込むが翌日には吐き出してしまう。  マムシは山の渓流の近くで見かけることから、岩魚やサンショウウオなどの稚魚を食べているのではないかと想定し、岩魚の刺身を強制的に押し込んだところ、吐き出すことなく消化したが、自分で食べようとはしない。  その後、ドジョウの稚魚も食べたが、2回目の冬は越すことはできなかった。  こんなことから、親と子を同居させたら育児のヒントが得られるのではいかと思い、水槽での実験に...
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