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コンセプトの実現に一歩近づく

連載No. 97 号
松岡美幸
コンセプトの実現に一歩近づく
 こみっとプレイスのメンバーさん(利用者)には、絵を描くことやものづくりが好き、得意という方が多く、こうした活動にも力を入れている。  最近では地域の方が、ちぎり絵はがき作りを教えてくれたり、東京中央事業本部の組合員が水引教室を開いてくれたり。  また、区の社会福祉協議会からお祭りの景品制作の依頼があり、メンバーさんたちと絵付きの紙コースターをつくった。  メンバーさんも、一人で黙々と作品に打ち込む人や、仲間と和気あいあいと相談しながら仕上げる人など、制作スタイルもさまざまだが、完成すると、何とも言えない達成感が込み上げるという。  こみっとプレイスは、「誰もが安心して集える、役割の持てる拠点づくり」「自分の得意や好きを仕事に」というコンセプトを立ち上げた時に掲げたが、何年も赤字が続き「とにもかくにも経営をよくしなければ」と、このコンセプトを忘れたときもあった。  今は外部の人たちが自分の得意や好きなことを持ち寄ってくれ、今年度から豊島区委託事業の「ひろばカフェ」「アシスとしま」の仲間も増えた。

 若者から高齢者までいろいろな人が集まるようになり...
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