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1 「自己肯定感が低い」で終わってはいけない 開始にあたって
連載No. 1 号
TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹
教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や、世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。
困難の先にある希望の手がかりを 「日本の子ども・若者の自己肯定感は世界でも顕著に低い」とは、13〜29歳までを対象に、内閣府が行っている「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」の結果。公表されるたびに、この類の見出しがメディアを飾る。 2019年の結果でも、自己肯定感は欧米の85%前後に比べ、日本は44%と著しく低く、「将来の不安」の項目でも顕著に高い。しかし、多くの報道は、この事実を示すだけに終わっている。
調査を受けた彼ら、彼女らはどのような経験をすればこのような実感を抱くのか。私の出会って来た若者たちは「自己肯定感が低いのではなく、自己否定感がしんどい」とも。 この連載では、孤独、拡張自殺、親ガチャ、スクールカースト、学歴社会、不登校、ひきこもり、自己否定、発達障害・自閉スペクトラム症(ASD)などのテーマを取り上げ、...
困難の先にある希望の手がかりを 「日本の子ども・若者の自己肯定感は世界でも顕著に低い」とは、13〜29歳までを対象に、内閣府が行っている「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」の結果。公表されるたびに、この類の見出しがメディアを飾る。 2019年の結果でも、自己肯定感は欧米の85%前後に比べ、日本は44%と著しく低く、「将来の不安」の項目でも顕著に高い。しかし、多くの報道は、この事実を示すだけに終わっている。
調査を受けた彼ら、彼女らはどのような経験をすればこのような実感を抱くのか。私の出会って来た若者たちは「自己肯定感が低いのではなく、自己否定感がしんどい」とも。 この連載では、孤独、拡張自殺、親ガチャ、スクールカースト、学歴社会、不登校、ひきこもり、自己否定、発達障害・自閉スペクトラム症(ASD)などのテーマを取り上げ、...
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