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当事者と非当事者のあいだで

連載No. 98 号
TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹
当事者と非当事者のあいだで
 教育社会学者で「TDU・雫穿大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。  推計146万人と言われるひきこもり。この分野には多くの研究があるが、経験者から厚い信頼を寄せられているのが社会学者の石川良子さんだ。

 石川さんとは旧知だが、学生たちのたっての希望を受け、先日、雫穿大学に招いた。

 研究に取り組むきっかけやひきこもりへの考え方、今後の展望について語ってくれ、学生たちにとって大変刺激的な時間となったようだ。

「闖入者」から「現場」の人へ  石川さんは現場とフィールドを区別する。  「現場」はそこに居る人たちにとっての「人生・暮らしの現場」であり、「フィールド」は研究者にとっての「調査の現場」だ。

 そして、「研究者は調査という目的のもと『現場』を『フィールド』として対象化し、そこへの出入りは基本的に自分の都合次第である …中略… 調査が一段落したら付...
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