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キャラと子ども・若者の人間関係 ②
連載No. 10 号
「TDU・雫穿大学」代表 朝倉景樹
教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や、世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの教育や社会、労働のあり方に言及します。
スクールカーストとのつながり
キャラは、以前この連載でも取り上げたスクールカーストともつながりが強い。
今回の原稿を執筆する上で、先日、雫穿大学を訪れた一般大学の学生たちに話を聞いた。
「陰キャラ」は、上位カーストにはまずなれないし、女性に人気のある「モテキャラ」の男性が下位カーストにいることはない。そして、キャラに合わない恰好や行動をすると、下位カーストのメンバーなら上位カーストから制裁を受けても文句を言えないようなプレッシャーを絶えず感じているという。
ある学生は、身につけるベルト一つとっても、自分のキャラに合わないことがないよう、細心の注意を払っていたそうだ。
カーストではグループ間で上下関係はあるものの、そのグループ内では上下関係がないかのように振る舞うのが規範となっている。一方、キャラは実際には存在する上下的関係を、グループの規範に抵触しないよう、役...
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