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不登校をする子どもは弱いのか

連載No. 18 号
TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹
不登校をする子どもは弱いのか
 教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や、世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの教育や社会、労働のあり方に言及します。


朝倉さん 不登校をする子どもは弱いのか
 あなたに小学校高学年の子どもがいたとしよう。その子がある朝、青白い顔で「おなかが痛い」と苦しそうに訴えてきたらどうするだろうか。

 とりあえず様子を見ることにして、その日は学校を休ませると午後には元気になり、食欲もいつも通りに。明日は学校に行けるという。しかし翌朝再び、おなかが痛いと訴えてくる。

 こうした状況に直面すれば、多くの方の頭には「不登校」という言葉がよぎるだろう。
否定的ではない言葉で表現してみても  人は名前がないと物事を認識できない。そして、認識するときには、その名前に対する知識や印象を動員する。

 ある時期、私は複数の大学で授業を受け持っていたことが...
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