この記事は会員限定です

世界のフリースクール ② 南北アメリカ

連載No. 33 号
TDU・雫芽大学代表 朝倉景樹
世界のフリースクール ② 南北アメリカ
 教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や、世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。 漸減傾向の北アメリカ(アメリカ・カナダ) 概要 アメリカでは20世紀初頭の新教育運動時期に、ジョン・デューイのシカゴ大学実験学校、子どもの大学とも呼ばれるダルトンスクールなど、独自の教育を行う学校が生まれている。  フリースクール設立の動きは、公民権運動などの社会運動の隆盛を背景に、1960年代に高まった。  78年には全米フリースクール連合が結成され、一時期はカナダを含め300ほどのフリースクールが加盟し、スタッフ養成コースの開講やホームベースドエデュケーションとの連携、海外交流なども積極的に行っていた。しかし残念ながら2014年にその活動を終える。  現在は、設立世代の退任をきっかけに閉校するところもあり、フリースクールの数は漸減しているのが現状だ。 ・クロンララ・スクール  ミシガン州の大学町アナーバーで67年に設立されたクロンララ・スクールは、アメリカのフリースクール運動を代表...
この記事は会員限定です。労協新聞をご購読いただくと続きをお読みいただけます。