この記事は会員限定です
ログイン
アメリカのホームベースドエデュケーション
連載No. 39 号
TDU・雫芽大学代表 朝倉景樹
教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や、世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。
300万人以上がこの方法で
家で学ぶ子どもの人口が、世界で一番多いとされているのがアメリカだ。
同国教育科学研究所が発表した2019年の統計によると、5〜17歳人口の3・7%にあたる190万人余りがこの方法で学んでいる。
その後のコロナ禍によってその数はさらに増え、現在は300万人、あるいはそれ以上いるだろうという推計もある。
家での学びを選ぶ理由は、宗教上や、よりレベルの高い教育を受けたい(受けさせたい)、あるいは、子どもの興味・関心から始まる、子ども中心の学びを実践したい、の3つに大別され、その呼び名もさまざまあることは前回述べた。
今回はアメリカでの「ホームエデュケーション」あるいは「ホームベースドエデュケーション」と呼ばれる、子ども中心の学びに触れる。
90年代には全50州で合法化
ホームベースドエデュケーションは、社会情勢と相まって70年代からアメリ...
この記事は会員限定です。労協新聞をご購読いただくと続きをお読みいただけます。