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自己否定① 自己否定(感)とは
連載No. 57 号
TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹
教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や、世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。
どんどん悪い方に考えが流れ 朝早くのアルバイトに寝坊して行けなかったとしよう。多くの場合、「前夜の飲み会で少し飲み過ぎてしまった」などと反省しつつ、電話あるいはSNSなどで「欠勤して申し訳ありません。実はカクカクシカジカの理由で…」とバイト先に連絡を入れるだろう。 しかし、不登校の経験をし自己否定(感)を抱く若者の場合、「(不登校の自分が)またやらかしてしまった」、あるいは、「やっぱり自分は働くことに向いていない」と思い詰めるかもしれない。 さらに、「そういえば、昨日、帰り際に職場の責任者から、『明日は朝早くて大変だけど、よろしく!』と言われたが、今思えば、自分がちゃんと来るのか不安に思っていたからに違いない」など、考えの悪循環に歯止めが利かなくなることもある。 そもそも、このような状況になった場合、誰でも職場に連絡するのには勇気がいるものだ。 しか...
どんどん悪い方に考えが流れ 朝早くのアルバイトに寝坊して行けなかったとしよう。多くの場合、「前夜の飲み会で少し飲み過ぎてしまった」などと反省しつつ、電話あるいはSNSなどで「欠勤して申し訳ありません。実はカクカクシカジカの理由で…」とバイト先に連絡を入れるだろう。 しかし、不登校の経験をし自己否定(感)を抱く若者の場合、「(不登校の自分が)またやらかしてしまった」、あるいは、「やっぱり自分は働くことに向いていない」と思い詰めるかもしれない。 さらに、「そういえば、昨日、帰り際に職場の責任者から、『明日は朝早くて大変だけど、よろしく!』と言われたが、今思えば、自分がちゃんと来るのか不安に思っていたからに違いない」など、考えの悪循環に歯止めが利かなくなることもある。 そもそも、このような状況になった場合、誰でも職場に連絡するのには勇気がいるものだ。 しか...
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