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自己否定③ 国際比較調査から(下)

連載No. 59 号
TDU・雫芽大学代表 朝倉景樹
自己否定③ 国際比較調査から(下)
 教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。  今回も、日本、アメリカ、ドイツ、フランス、スウェーデンの13〜29歳までの男女を対象にした、「我が国と諸外国のこどもと若者の意識に関する調査」(2023年版)の結果をいくつか見ていきたい。 自分は友人と思っていても、相手は…  人間関係はどこの社会でも重要視される。「周りの人に認められていると感じる」の問いでは、日本以外の国(以下、諸外国)は「当てはまる」が6割前後なのに対し、日本は4割。特に「非常に当てはまる」を選択した割合は、諸外国の2割程度に対し、日本は8・2%と著しく低かった。  「友人との関係に満足を感じていますか」では、日本は「(友人として)該当する人はいない、わからない」が17・4%で、諸外国の4〜8%程度を大きく上回っている。  この結果を雫穿大学の授業で紹介した時、学生たちは特段驚いていなかった。「日本の子ども・若者は、ずっと友人や人間関係に気を遣っている。そのため、むし...
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