この記事は会員限定です
ログイン
子どもとインターネット どう向き合うか①
連載No. 66 号
TDU・雫芽大学代表 朝倉景樹
教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。
完全に遮断することができない中で
新年度が始まったこの時期は、SNSの友達登録が増えるなど、子どもたちのインターネット(ネット)での活動も活発になる頃でもある。
以前は、ネット動画やゲーム、SNSなどの長時間利用による健康への悪影響や依存が問題視されていたが、近年ではネットを介した殺人事件や国際詐欺への巻き込まれといった深刻な犯罪も起きている。
とはいえ、子どもたちとインターネットを完全に遮断することは現実的でなく、どのように安全に付き合うのかを模索することが求められている。
小学生の55・2%が3時間以上ネット使用
先月、こども家庭庁が10〜17歳までの5千人を対象に実施した「令和6年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」の結果が発表された。
ネットを利用する機器は、スマートフォンが76・8%で、学校から配布・指定されたパソコンやタブレット等が74%、ゲーム機が67・8...
この記事は会員限定です。労協新聞をご購読いただくと続きをお読みいただけます。