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「不登校」は日本特有? 「学校に合わない子」はどこへ

連載No. 72 号
TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹
「不登校」は日本特有? 「学校に合わない子」はどこへ
 教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。 世界的に類を見ない日本の状況  子どもを取り巻く社会問題の一つ、「いじめ」は世界中に存在するが、日本の不登校と同じ形態の「不登校」は、世界ではなかなか見られない。  その理由の一つとして、多くの国の義務教育には、日本のように全国一律のカリキュラムが存在しないことが挙げられる。  この連載でも述べたが、日本では、すべての学校が同じ学習指導要領に基づき、画一的かつ厳格な教育を行っているが、海外ではこうした制度は一般的ではない。  子どもが公立校に合わないと感じた場合には、モンテッソーリスクールやフリースクール、ホームベースド・エデュケーション(家庭学習)など、子どもに合った教育形態を選ぶことができるので、「みんなが学校に行っているのに、自分だけ行けない」と感じるような状況が生まれにくいのである。 不登校は台湾にも存在するのか?  台湾では近年、「不登校の子どもが増えているのではな...
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