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フリースクールをどう継承していくか

連載No. 75 号
TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹
フリースクールをどう継承していくか
 教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。  この夏は国際交流が活発だった。7月はインドネシアでAPDEC(アジア太平洋デモクラティック教育大会)、8月にベルギーでIDEC(国際デモクラティック教育大会)があり、また、日本ではフランスやインドの研究者、韓国のフリースクール運動の第一人者でもある金敬玉氏にも面会した。
 その折、口々に話題に上がったのが、フリースクールの継承やリーダーの世代交代という話題であった。  1960年代から世界的な社会変動の機運を受け、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどでフリースクールが相次いで誕生したが、中には「還暦」を迎え、すでに創立メンバーが鬼籍に入ったスクールも少なくない。  アジアでは、日本で最初のフリースクールが今年で40周年を迎え、韓国でも再来年(27年)に30周年を迎える。つまり、日本でも韓国でも、フリースクールの世代交代や活動継承の問題が顕在化しているのだ...
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