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IDECで出会ったルクセンブルクの親子
連載No. 77 号
TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹
教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。
8月にベルギーで開かれた国際デモクラティック教育大会(IDEC)で、ホームベースドエデュケーションを実践しているというルクセンブルクの親子と出会った。映像作家のセシル・デブロイエさんとその娘サラさん(7歳)である。
「無理に学校に通わせていることに問題が」
二人がホームベースドエデュケーションを始めたのは、サラさんが学校に通い始めて半年ほど経った頃だ。
サラさんは、学校がある平日は、月曜から徐々に元気を失い、週末になると回復するという生活を繰り返していた。当初は週末に行う楽しいことを励みになんとかやり過ごしていたのだが、デブロイエさんはこの反復に疑問を持つようになる。
そして「そもそも、無理に学校に通わせていることが原因では」と考え、サラさんに「家で学ぶこともできるよ」と伝えると、「家で学びたい」と。
そこでどのような方法があるのか調べる中で、ホームベースドエデュケーションが公的...
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