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「先生も困ってる」 不登校対応全国調査より(上)
連載No. 80 号
TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹
教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。
不登校を経験すると、教員は間違いなくキーパーソンとなる。理解ある教員に出会える場合もあれば、関係で苦労したり傷ついたりすることも少なくない。
では、教員は不登校をどう受け止めているのか。不登校の子を持つ親の全国組織「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」が小中学校教員を対象に行った「不登校対応に関する教員全国調査2025」(雫穿大学もデータ集計に協力)の結果を見ていきたい。
8割超が、「子ども・親の対応に悩む」
この調査は、教員の不登校対応の実態と負担を明らかにしている。
最も多くの教員が困っているのは「不登校の子どもの対応」で、88・4%が悩んでいると答えた。
また、「不登校の子の親への対応」でも82・5%が困難を感じており、ほとんどの教員が不登校の子どもや親にどう接すべきか迷っていることが明らかになった。
対応の困難さには、時間不足も大きく影響している。「不登校の子ど...
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