この記事は会員限定です
ログイン
共通の認識持ちにくい中で
連載No. 4 号
山口祐二
「同じ」がもたらす安心感
人が安心して生活していくためには、「同じ」と感じられる感覚が必要だと思います。 例えば、昨日と同じように今朝が迎えられるという安心感があってこそ、初めて今日の一歩を踏み出せるのではないでしょうか。
また、どこのコンビニでも概ね同じ商品が同じような価格で買える、みんな交通ルールを守って車を運転している、全国どこでも言葉が通じる等々。こうした「同じ」は、私たちが安心して暮らすための基盤のひとつです。
もちろん、同時に人それぞれの考え方や生き方、個性や多様な価値観も尊重される社会であることが大切なのはいうまでもありませんが、平穏な環境の中で、私たちは安心して明日にチャレンジできるのだと思います。
テレビがつなでいたが
人が人とつながっていくためにも「同じ」は、架け橋のような役割を果たします。
同じ年に生まれた、出身地が同じ、同じ部活動だった、同じアニメのファン等々、何か共通の属性や興味・関心があることが人と人がつながるきっかけになりやすいと思います。
その「同じ」をつくり出す代表的な存在として、半世紀以上活躍してきたのがテレビです。
ニ...
この記事は会員限定です。労協新聞をご購読いただくと続きをお読みいただけます。