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ソーシャルキャピタル
連載No. 5 号
山口祐二
ソーシャルキャピタル(社会関係資本)というのは、個人や組織が持つ「信頼関係」「人間関係(ネットワーク)」などの人々のつながりを「資本」とみなす考え方だそうです。その大切さがコロナ以降、見直されています。
コロナ感染拡大で、若い女性の自殺者が激増したのは記憶に新しいところです。非正規雇用など経済的に不安定な人が若い世代の女性に多く、これまでは失業などの経済的影響を受けて、自殺に至ったのではないかと分析されることが多かったのですが、10代後半でも増加していることから、今では経済面以外の要因も影響していることが指摘されています。
女性も急増 コロナで自殺の性差に変化
もともと女性は男性に比べて統計的に2倍うつ病になりやすいといわれています。しかし日本では、男性の方が自殺率が2、3倍高いという傾向が見られます。
これは男性の人間関係が仕事に偏りがちで、利害が絡まない横のつながりが乏しい人が多いからだと考えられるそうです。
女性はママ友やカフェ友などの横のつながり、ソーシャルキャピタルが比較的豊かで、相談したり愚痴を言ったり、助けを求める行動(Helpと言える)が取りやすい...
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