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研究の世界で認められ始めた「自分研究」(上)
連載No. 85 号
TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹
教育社会学者で「TDU・雫穿大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。
学会で分科会、職業研究者にも関心広がる
近年、雫穿大学で「自分研究」と呼んできた当事者研究に関心が寄せられてきていることは、以前にも紹介した。
朝日新聞に大きな記事が掲載され、一般大学の卒論のテーマに選ばれるようになり、海外から研究に訪れる人もいるなど、関心は国内外に広がっている。
そればかりではない。この数年、社会学を中心とした研究の世界でも認められる機運が強まってきている。
学会では「オート・エスノグラフィー」と呼ばれ、北海道浦河町の精神障害等のある当事者の地域活動拠点「べてるの家」や雫穿大学で行われているような取り組みとは異なり、職業研究者やその卵が個人的経験を調査し、自伝的なストーリーをより広い文化的・政治的・社会的な意味や理解へと結びつけようとするものである。今年度も日本社会学会をはじめ、他の学会で...
朝日新聞に大きな記事が掲載され、一般大学の卒論のテーマに選ばれるようになり、海外から研究に訪れる人もいるなど、関心は国内外に広がっている。
そればかりではない。この数年、社会学を中心とした研究の世界でも認められる機運が強まってきている。
学会では「オート・エスノグラフィー」と呼ばれ、北海道浦河町の精神障害等のある当事者の地域活動拠点「べてるの家」や雫穿大学で行われているような取り組みとは異なり、職業研究者やその卵が個人的経験を調査し、自伝的なストーリーをより広い文化的・政治的・社会的な意味や理解へと結びつけようとするものである。今年度も日本社会学会をはじめ、他の学会で...
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