この記事は会員限定です
ログイン
「情けは人の為ならず」
連載No. 7 号
山口祐二さん(ヒゲリン) 労協ワーカーズコープ・センター事業団九州・沖縄事業本部 子育てアドバイザー
「意味が分からない」が半数超え
「情は人の為ならず」という諺(ことわざ)の意味について、最近、保育科の学生に質問しました。
10年以上前にも同じ質問を学生にしたことがありますが、参考になるのが、平成22年に文化庁が行った「国語に関する世論調査」です。
この調査では、上表に示すように、(A)と(B)がほぼ同率で認識されていました。なお、本来の意味は(A)です。
私が10年以上前に学生に尋ねた時期は、この調査とほぼ同じ頃で、当時の学生たちの反応も、この結果と大差はありませんでした。
ところが今回の学生の回答は、(A)は16・2%で、(B)は22・7%、(A)、(B)とは全く別の意味が10・3%、意味が分からないが55・8%と、傾向が大きく変わっていたのです。
私は、(B)が(A)を上回るのではないかと予想していましたが、「全く別の意味」「分からない」と答えた人が半数を超えたのには、さすがに驚きました。
「情は人の為ならず」の意味は?
平成22年「国語に関する世論調査」より ・(A)人に情けを掛けておくと、巡り巡って結局は自分のためになる …45.8...
平成22年「国語に関する世論調査」より ・(A)人に情けを掛けておくと、巡り巡って結局は自分のためになる …45.8...
この記事は会員限定です。労協新聞をご購読いただくと続きをお読みいただけます。