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協働で責任を担う

連載No. 10 号
協働で責任を担う
責任を担う力 育てないまま  前回述べた「避責任」に陥らず、子どもや家庭を支援していくために必要なのは、協働で責任を担うという考え方だと思います。  日本社会には、元々個人で責任を担うことが苦手なところがあるという問題があります。子どもの頃から、「まわりに合わせなさい」「相手のことを考えなさい」と育てられ、個人として自分はどう考えるのか、決めるのか、を求められてこなかったので、大人になって自分や個人と言われても、どうしてよいか分からない人が多いのではないでしょうか。  一人で責任を担う力を、十分に育てられてこなかった、あるいは鍛えられないままにしてきた側面があるにもかかわらず、現代では厳しく責任を求められています。 システマチックに仕組みで果たす  そのような中で、協働で責任を担うという考え方や方法が有効で役に立つと思います。一人で担いにくい責任を協働の力で担っていくのです。  ここで大切なのは、しっかり責任を担うことで、責任をあいまいにしたり、逃れたりすることではありません。個人一人ひとりがしっかり責任を担うことをシステマチック(体系的)に協働で行うのです。  例えば、...
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