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フラットな関係性
連載No. 13 号
山口祐二さん(ヒゲリン) 労協ワーカーズコープ・センター事業団九州・沖縄事業本部 子育てアドバイザー
「上下関係の確認」から「伝わる」あいさつへ
コピーライターで実業家でもある糸井重里さんが著書『インターネット的』の中で、「インターネットが普及した社会では『フラット』『リンク』『シェア』が重要な価値観になる」と述べてから、四半世紀近くが経ちました。
「フラット」「リンク」「シェア」はそれぞれ「上下」「分断・孤立」「独占」に傾きがちな社会を補完する概念だと考えられます。
例えば、会合や式典でのあいさつも変わってきました。
かつての社長や校長のあいさつは、内容に乏しく長くて退屈なものの代名詞で、多くは上下関係を確認する儀式にすぎなかったのではないでしょうか。
一方、欧米のあいさつやスピーチでは、中身のあるメッセージを面白く分かりやすく伝えることに心が砕かれ、ユーモアやジョークで笑いを誘う工夫がなされています。
最近は日本でも変わってきて、単なる上下関係の確認の場ではなくなりつつあると感じますし、社会のあり方も、少しずつ変化しているように思います。
安心して話せる関係をつくる
日本では、相手を敬い大切にするときに用いる敬語は、尊敬語や謙譲語などを基本に成り立って...
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