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フラットなチーム

連載No. 14 号
山口 祐二
フラットなチーム
関係性が変えるチームの力  大谷翔平選手が活躍するようになってから、メジャーリーグや侍ジャパンの試合をテレビで観たり記事を読んだりするようになりました。  そうした中で侍ジャパンに感じたのは、「監督も選手も威張っている人がいない」ということです。  前回大会の時、特にそう思ったのですが、大尊敬のダルビッシュ投手や大谷選手がいながらも、恐い顔をした人は見当たらず、チームは明るく爽やかな雰囲気に包まれていました。そうした雰囲気は、監督やコーチ、中心選手たちがフラットな関係性を築いていたからではないかと感じました。  また日頃メジャーリーグを観ていて感じるのは、解説者として登場する往年のスーパースターがみんな謙虚で、対戦相手の選手たちへのリスペクトが行き届いて、とてもていねいな質問やコメントをしていることです。そこには洗練されたトークの文化があり、ベースボールをエンターテインメントとして高めていることが感じられます。威張ったり「喝っ!」と怒鳴ったりする解説者の姿は見られません。  監督や選手もインタビューにしっかりと答えて、自分の言葉で表現することを求められるし、ときにはジョークで...
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