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アイデンティティはいつでも再構築してよい
連載No. 93 号
TDU・雫穿大学代表 朝倉景樹
教育社会学者で「TDU・雫穿(てきせん)大学」代表の朝倉景樹さんが、現在の子ども・若者を取り巻く状況や世界のデモクラティック教育に触れながら、これからの社会や労働のあり方に言及します。
人生にはおおよそ共通の道筋をたどる、というイメージがある。
例えば日本の社会では、生まれてから小学校に上がるまでは「遊びが本業」などと言ってもらえるが、就学後は「勉強が本業」とされる。
さらに社会に出れば、仕事が生活の中心とされがちだ。最近は定年延長に加え、健康寿命の延伸や労働力不足、年金制度への不安などを背景に、就労期間はかつてないほど長期化している。
こうして見ると、日本人は、「遊び」「学び「仕事」へと、その軸を移していくような道筋の中に生きているのだろうか。
発達段階は「物差し」ではなく「目安」
心理学には発達心理学と言われる分野がある。エリクソンの心理社会的発達段階(8段階)やピアジェの認知発達段階(4段階)が有名だ...
例えば日本の社会では、生まれてから小学校に上がるまでは「遊びが本業」などと言ってもらえるが、就学後は「勉強が本業」とされる。
さらに社会に出れば、仕事が生活の中心とされがちだ。最近は定年延長に加え、健康寿命の延伸や労働力不足、年金制度への不安などを背景に、就労期間はかつてないほど長期化している。
こうして見ると、日本人は、「遊び」「学び「仕事」へと、その軸を移していくような道筋の中に生きているのだろうか。
発達段階は「物差し」ではなく「目安」
心理学には発達心理学と言われる分野がある。エリクソンの心理社会的発達段階(8段階)やピアジェの認知発達段階(4段階)が有名だ...
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