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小農・森林ワーカーズ全国交流フォーラム(決起集会) 内山節さんの記念講演 質の高い仕事・質の高い暮らし
本紙 松沢
「小農・森林ワーカーズ全国交流フォーラム」(既報)での内山節(たかし)さんの講演大要です。(本紙 松沢)
上野村での50年から見える自然の「異変」…消えた小型動物と蜂
私は、東京と群馬県の上野村を行き来する生活を続け、50年以上が経過した。
標高の高い山奥にある上野村には、広大な平地の農地はない。私の家の脇にも、200坪ほどの農地があるが、最近はほとんど作付けをしていない。動物による被害がひどくなっているからだ。私の留守を見透かしたように、鹿や猪、時には熊が庭を横切っていく。
自然と共に暮らすということは、「人間の思い通りにならない存在」と向き合い続けることでもある。
ここ数年、私が深刻に感じているのは、大型獣が増える一方で、小型の野生動物や昆虫が激減していることだ。かつては当たり前のように庭で見かけたウサギやイタチ、テンの姿を全く見なくなった。
さらに不気味なのは、蜂がいなくなったことだ。例年ならゴールデンウィークを過ぎる頃には、家の軒下にアシナガバチがいくつも巣を作り始める。私は、木酢液(もくさくえき)を薄めて噴霧することで「ここは人間が暮らす...
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