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おっちゃんのためになる夜回りとは
杉田大
11月7日 大勢の夜回りボランティア仲間が映画「Workers 被災地に起(た)つ」を鑑賞してくれた。「良かった」の他に、「困難を抱えている人でも何かできるかも」と感想もあった。映画を通じて、路上生活者のおっちゃんたちと何か仕事が作れると感じた人たちもいた。
11月になり、さすがに夜は冷え込んできた。暖かいものが欲しくなってくる。夜回りしていると、数人の路上生活者が「寝袋が欲しい!」と言ってくる。こうしたおっちゃんたちはダンボール小屋を建てていない人たち。ダンボール小屋は非常に暖かく効果的なのだ。寝袋を欲しがるAさんは、「最近ダンボールが手に入らなくて」と嘆いた。店舗から出されるダンボールをゴミ回収業者が早くに回収してしまい、おっちゃんたちが寝床を構える時間帯には入手困難になっている。
何とかしたいが寝袋の寄付はあまりなく、ダンボールを支給することも困難で、温かいおにぎりで我慢してもらうしかない。寒い冬をどう乗り切るか考える季節になった。
11月14日 朝晩は一段と冷え込み、冬の足音がかすかに聞こえてくる。
とあるビルの軒下で、おっちゃんが「毛布をくれ!」と飛びついて...
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