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高齢化が進む路上生活者

杉田 大
高齢化が進む路上生活者
 労協ワーカーズコープ・センター事業団東京統括本部の杉田大(ふとし)さんは、8年前から池袋で夜回り活動をしています。 6月7日 おにぎりと菓子パンを持って、金曜日の人混みを横切り公園へ。  渡した蚊取り線香の匂いが何となく落ち着き、寝床の準備をしているおっちゃんたちと雑談。みんなが心配そうに、Iさんが体調を崩していると言ってきた。咳が止まらないが、風邪薬はないと。とりあえず市販の風邪薬を渡した。

 医療はお金がある人しか受けられないものだと痛感する。  高齢のIさんを心配しながら、Sさんは「病気になったら生活保護生活かな……」とぽつり。あるおっちゃんは「65歳になったら生活保護のお世話になるかな」。  長年対応しているおっちゃん9人衆のうち50代1人、60代半ば3人、70代5人。ここにも高齢化の波がきている。そろそろ終活の準備かな。  行き場のない人たちはどうしたら気持ちよく最期が迎えられるのだろうか。 6月28日 猛暑日が続き、梅雨を前に夏が来たようだ。ワーカーズのたくさんの仲間から、蚊取り線香が届いた。ありがたい。蚊取り線香...
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